Patagonia(パタゴニア)は、アメリカ合衆国の登山用品やアウトドア用品、サーフィン用品、軍用品、衣料品の製造販売を手掛けるメーカー。
衣料品の素材は、自社独自の「シンチラ」、「キャプリーン・ポリエステル」、ペットボトル再生素材の「PCRシンチラ」などを使用している。現在は、綿素材商品にはすべて無農薬のオーガニックコットン、ウール製品には非塩素処理の原料をしており、環境に配慮する商品で知られている。
パタゴニアの歴史
1970年に創業者であるイヴォン・シュイナードがシュイナード・イクイップメントの直営店「グレートパシフィック・アイアンワークス」をベンチュラにオープン。1973年から衣料品の輸入業・製造販売を開始し、ブランド名として南米の地名である「パタゴニア」を採用。
1985年にモルデン・ミルズとの共同開発で「シンチラ」(現フリース)を開発し、あえて特許申請をせずに販売権を広く世界に公開。
その後、ペットボトルからの再生フリースを採用したり、綿素材商品の原料をオーガニックコットンに切り替えたりと、環境に配慮した商品展開およびプログラムを実施している。