Victorinox(ビクトリノックス)は、スイスに本拠地をおくナイフメーカー。
ナイフやドライバー、缶切りなど多くの機能のついたマルチツールの納入業者として有名で、そのマルチツールは現在のアウトドアシーンにおいて定番アイテムとなっている。
Victorinox(ビクトリノックス)の歴史
1884年に創業者であるカール・エルズナーとその母ビクトリアによって開かれた工房が始まり。
1891年にスイス陸軍にソルジャーナイフを納入したことをきっかけに高い評価を受け、1897年には現在のマルチツールの基本形となる「Original Swiss Army knife」で特許を取得。
母・ビクトリアの他界をきっかけに、1909年にブランド名をビクトリア(母のクリスチャンネーム)とし、1921年に会社名を現在の「Victorinox」と改めている。
なお、「Victorinox」は、Victoria+INOX(ステンレススチールの国際的な名称)から。
現在展開されている時計事業は1989年からで、1993年に日本に自社販売会社を設立。
これをきっかけに、世界各国に子会社を設立するようになる。