Coleman / コールマン

コールマン（Coleman）は、アメリカ合衆国・オクラホマ州でウィリアム・コフィン・コールマンによって創業されたキャンプ用品の製造・販売ブランド。
ストーブ・ランタンをはじめ、テント、テーブル、クーラーボックス、焚き火台など様々なキャンプ用品を製造・販売している。

Coleman（コールマン）の歴史

創業当初の１９００年頃は、コールマンの前身となる「ハイドロカーボン・ライトカンパニー」としてガソリン式ランプの販売を行っていたが、当時のランプは粗悪品が多く消費者の評判もよくはなかった。
打開策として、リース形式での販売に切り替えこまめにメンテナンスを行うことで販売数は伸びたものの、修理対応が多く会社の負担が大きくなってしまう。
これを受け、コールマンは耐久性とメンテナンス性を向上させたガソリンランプを自ら開発、１９０５年に自社製造のガソリンランプの販売を開始する。

その後、電灯の普及が進むと屋外で使用できるガソリン式ランタンを、１９２０年代のオートキャンプブームの時には「キャンプストーブ（現在のツーバーナー）」を開発・販売。
１９４２年には、米軍の依頼により調理用ガソリン式ストーブの製造を行う。

現在ではテントやテーブルなど様々なキャンプ用品を扱っており、日本法人のコールマンジャパンも設立され、ホームセンターや釣具店などでも製品を購入することができる。